高知の郷土愛と原理主義 ゲンリ0.08

金光堂、TSUTAYA高知とものランキングで令和の皇室、反日種族主義、百田尚樹の著作が上位につけている。高知の良く知られていない一面である。

 

うちの両親も優しい両親である(あった)が、原理主義が凄まじい。野菜は絶対高知県産、他県の刺身なんか食えるか、徳島は×、中韓は◯◯だ。とネット右翼よりもガチ保守の価値観。これは保守というよりも、汚いことが嫌いという精神性から来ている。それが結果的に自民党支持に繋がっているが、今回、選挙を闘った松ケンは恐らく、高知の年寄りのほとんどが、この超原理主義者であるという想定を全くしてなかったように思う。

ただ、今回、マーケティングしたところに拠ると、自民党がムカつくから一杯食わせてやりたいという保守層もあったようなので松ケンのほうに票がある程度入っているかもしれない。

要するに、松ケンがスローガンにしていた“誰も取り残さない社会”に反応した県民は自分の周りには1人もいなかったということであり、そんな生易しいことを言ってもひ弱にみられるほど、高知の年寄りは肝が据わっていると見たほうが適切であるということだ。

 

そうでなければ、どろめ祭りのような生死を分けるお祭りなんか誰も受け入れないだろうと思う。鬼龍院花子を想定して選挙戦を闘わなくてはならなかっただろうということでもある。

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